ユーアービューティフル

0.000001%のナンセンスフィクション日記

道端にダイヤモンドダスト

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「いつもまぶしそうな顔をしているよね」

 

人生で4回ほど、こう評されたことがある。あながち間違っていなくて、世の中はたいていまぶしい。100WのLEDなんて4万時間耐久で太陽拳を食らっているようなものだ。

 

そんな私の城(賃貸1DK)は、とにかく暗いのがデフォルト。こんな部屋でゲームボーイをしていたら、お母さん方は発狂してしまうだろう。

すべての窓にシャッターがついているので、下ろしてしまえば日照性はゼロ。現代社会とは思えない深淵なる闇を味わえる。まぁ、朝起きる度に体内時計は困惑するが(深淵なる闇の午前8時)。

 

しかしながらこの部屋、本人以外にはすこぶる不評である。足元が見えづらいらしく、来客者はしばしばカドに足をぶつけて悶絶している。

彼ら曰く、

「おしゃれな間接照明というレベルじゃない」

「なにを食べても闇鍋」

「もはや穴ぐら」

ミュータント・タートルズのアジト」

 

なかでも衝撃だったのが、かつての恋人のマジギレだ。

「お前のLEGO、踏むと痛いんだよ!」

・・・・・・これはさすがに謝った。どうやらLEGOの財宝用の宝石パーツが落ちていたらしい。

 

ただ、恋人には申し訳ないが、暗闇に宝石ってロマンチックじゃないか?

以前、深夜の路上で、ある箇所がキラキラと光っていて驚いた。事故防止にガラスの破片(カレット)が埋まっているらしい。昼間はまったく気がつかなかった。夜が闇を照らすこともあるんだね。

 

「そういう問題じゃない」

 

 

 

配線のいびつな部屋に蛍来ぬ

 

 

今週のお題「リラックス」